蟹座の画像

かに座はどんなバイクでもシンプルに楽しみ、使いこなし、日常の一コマとして見事に昇華する才能を持っています。その理由を、かに座という星座の特性から紐解いてみましょう。

太陽星座「かに座」の傾向

社会性や対人関係の傾向を表すのが”太陽星座”です。

かに座は、12星座の中でも感情豊かで感受性も高く、愛情深い性格の持ち主。かに座が人生でもっとも大切にしているのは、自分のテリトリーにいる人を「愛すること」「守り抜くこと」です。

家庭的とはよく言われますが、それはかに座自身のテリトリーを「家庭」と表現しているだけにすぎず、血がつながっていようがいまいが、自分の仲間であれば愛して守り抜きます。家族、友人、同僚、日本人、人類。かに座が認めればそれらもまた守るべき存在であり、それを貫き通すだけの芯の強さを持つ星座です。同時に、守る対象である仲間たちから認められたい、という欲求も持ち合わせています。

かに座にとってバイクとは、どこまでいっても『道具』にすぎません。大事なものはあくまでも『人』なのですから。その豊かな感受性で、ライダーから「遅すぎる」と言われがちな小型バイクも素直に楽しめる豊かな感受性を持っており、バイクをシンプルに使いこなしてみせます。

月星座「かに座」の傾向

その人の内面や心の欲求を表すのが”月星座”と言われています。かに座を月星座に持つ人は、たとえ野心に燃えていても、その目的は「トップになりたい」「刺激が欲しい」「誰にも従いたくない」という類のものではなく、どこまでも仲間を「守るため」なのでしょう。

かに座は人と関わることを大切にしますから、孤独にはなかなか慣れることができません。一期一会の出会いを楽しむのではなく、あくまでも見知った人との絆を深めることを得意とします。

カニが固い甲羅の下にやわらかい身を隠しているように、かに座のテリトリーの中には繊細で、傷つきやすく、温かいものが詰まっています。内側の世界が壊れないように慎重になる傾向があるのです。だからこそ、外の世界に対しては警戒心が強く、自由に身一つで……という気質ではありません。

ひょっとすると、「バイクなんて危険なもの、絶対に乗らない!」と決めてしまっているかもしれませんね。かに座の性格を考えれば致し方ない事ですが、かに座にはかに座らしいバイクの楽しみ方があります。

誰よりも感受性豊かなかに座なら、バイクの排気量だのデザインだのを気にしなくても十分に遊びつくせます。かに座にとって大事なものはマシンではないのですから。変なプライドにとらわれることもなく、カッコつけることもないのはかに座の美点です。バイクをシンプルに楽しみ、何でもない『道具』として使いこなすことにかけて、かに座の右に出る星座はいないでしょう。